【FASHION BRAND】SOCIETY OF LOCAL ARTS(2023年)
柳宗悦が立ち上げた日本民藝館を手本に
民藝の素晴らしさを世界に伝えていくプロジェクト
柳宗悦が立ち上げた日本民藝館の収蔵品を代表とする民藝の品々が、欧米文化に負けないセンスや色彩であることに感銘を受けたファッションデザイナーの日下淳が、文筆家の萩原健太郎をクリエイティブアドバイザーに迎え、2023年に民藝の素晴らしさを世界に伝える為の活動を目的とする「SOCIETY OF LOCAL ARTS」を設立。
かねてより民藝を趣味としていた日下と、「民藝の教科書」(グラフィック社)、「暮らしの民藝」(エクスナレッジ)等の著者として知られる萩原が出会うことにより、民藝の良さを世界に伝える良い案は無いかというところから発動したプロジェクトで、2人は民藝ではないが素晴らしい日本の素晴らしい手仕事を駆使し、それを民藝のセンスと組み合わせることで新たな世界観を作り出し、国内海外に向けて打ち出す。
まずは日本民藝館の品々を手本に柄を作成し、京都の手作業でのプリントファブリック(職人による手捺染)や、同じく京都の最新のデジタルプリントで表現し、ラゲッジアイテムやメンズをメインとしたユニセックスウェア として表現する。
8月に行われる初の展示会(2024SS)は、緑、白、黒のかけ分け皿などで知られる鳥取の因州中井窯をインスピレーションとしたファブリックコレクションになる予定。民藝の色や柄形からインスパイアされた質の高いアイテムを展開する。
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